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2009年の夏から、趣味で買い集めたお菓子の本についてのレビューを書いています。もっと書く事をエンジョイしたくなり、本棚から手放す本、追加する本がいくつか出てきました。ですので、ごくたまに書き込まれる本の内容についてのご質問に詳しく答えられない場合がございます。それでは、お時間ありましたら記事にお付き合い頂きつつ、ご一緒にお菓子本を楽しみましょう。

oyatsu082

Author:oyatsu082

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お菓子屋さんでは買えないおやつ

おしゃれなお菓子の本は、女性の夢の世界、例えば乙女な感じや甘い雰囲気が強いものが多いのですが、春山さんのものは、おしゃれではありますが、男性も入りやすい世界観です。ファストフード店やフランチャイズのカフェに出てくるようなシンプルな食器や、アジアの屋台の雰囲気を感じる小道具を使ったコーディネイトです。ケンタロウさんの世界観に近いような、もうちょっと盛り付けのボリュームが減ってヘルシーになったような雰囲気もあるかな…などど思いました。

おしゃれなお菓子を焼いてお茶を入れて、ちょっとかしこまって生活に一区切り入れるティータイムというよりは、気取らずに生活の中に自然になじんでいくようなお菓子が作れそうです。

ビールやお茶などの合わせたい飲み物や、こんなシチュエーションで食べたらおいしいですよといったイメージが短めの読み物として書かれています。家で映画を見ながらチーズクラッカーを食べてたら気づかないうちに全部食べていたとか、フリッターをピクニックに持っていくとか。生活を楽しくするための1つのアイテムとして、おやつをお供にするという感じなのかなと思いました。子どもがお気に入りのドリンクと一緒に食べてもいいと思われますが、大人が食べたいスナックやおつまみ感覚もあるおやつ作りです。

作り方は、あまり難しくなくて素朴なお菓子が出来上がります。有元葉子さんだったらグラニュー糖主体ですっきり合理的に作りそうなお菓子や、長尾智子さんだったら黒砂糖やブラウンシュガーなど砂糖のニュアンスと主材料を重ね合わせて鋭い感覚で遊びそうなお菓子も、春山さんのものだと、全粒粉ときび砂糖程度に抑えられていて、温かみのある色合いのものが出来上がります。一般的なフランス菓子などと比べると全体的に甘さは少し控えめになっています。

得意分野であるアジアンテイストのお菓子も取り上げられていて、内容に特徴はあるのですが、メジャー路線のお菓子というよりは、少しマイナー路線の隠れた名品を取り上げるような独特の塩梅の良さといいますか、程よくまとまっている印象です。

15年前の本ということがあり、今の流行からずれているのと、突出した個性の強いお菓子、例えば著者のオリジナリティーの高いレシピや、王道のお菓子をこだわって作りこんだような迫力ある1品などがあまりなく、作ってみたい、こんな生活してみたいという憧れに火をつけるには足りないかなと現状では思います。美大卒のお菓子研究家さんたちのセンスの良さがありがたかった時代は過ぎてしまったのかも知れません。

しかし、読み物部分に、「なかなか」とか「上出来」といった言葉が並んでいるのを見ていると、なかなかいいんじゃない?的な、センスの良い力の抜けたラインを狙っているのかなと思われて、これはこれで悪くないですし、現在のお菓子を取り巻く状況を脇に置いてみれば、充分に楽しめる内容です。




以下、目次より引用です。


○オーブンとフライパンで作る
ココナッツバナナケーキ かぼちゃのスコーン 
アールグレイのマドレーヌ メレンゲケーキ ブルーベリーパフ
スフレチーズケーキ チョコミントケーキ バナナブレッド
ガレットジャムサンド ビールクラッカー シュークリーム
マロントリュフ カラメルアップルパイ じゃがいものパンケーキ
ブルーベリーとダークチェリーのクラフティ ポピーシードのベニエ
ジンジャースナップビスケット トフィーバー チーズスティック
シュー生地のサラダパイ コーンとハムのフリッター

○アジアのおやつが好き
エッグタルト マーラーカオ なつめのおまんじゅう
さつまいものピーナッツだんご ココナッツスパイスプディング
大根もち 中国風クレープ ココナッツ白玉
スイートバジルシードのカルピス味 アイスカチャン(マレー風かき氷)

○ひんやり、つるん、ふわふわ
洋なしのスフレグラッセ チョコレートムース ふわふわフロマージュ
アプリコットムース すいかのジンジャーグラニテ
ココナッツキューブ メープルシロップのアイスクリーム
メロンのカスタードソース グレープフルーツとナタ・デ・ココのゼリー
桃のばらゼリー ふるふるゼリー ヨーグルトフール



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テーマ: 料理の本
ジャンル: 本・雑誌

私の好きなおやつとパン

この本は『栗原はるみ すてきレシピ』シリーズのうちの10冊から再編集されたレシピ本です。
栗原さんのレシピには、台所に常備できるもので簡単に作れて、余りモノが出ないキリの良さと、家庭の味として定着する飽きのこないおやつとしてのおいしさがあります。更に、クリームやシロップなど、これと組み合わせるとおいしい、この合わせたものにはこの飲み物が合うよと、おすすめの食べ方がよく提案してあります。基本のレシピから次々に展開していくのに合わせて、服を着替えるように食器類も変化させてお菓子の表情をがらりと変えてしまうので、本のページをめくっているうちに、作りたい気持ちがだんだんと高まってしまいます。

この仕掛けが栗原さんの真骨頂の1つなのかな、と思います。
もしも、この本のレシピを、連続性無く本に編集されて出されたとしたら、感動が薄いかも知れません。

思い返してみると、栗原さんの大ベストセラーになっているお菓子の本や料理本は、ベースとなるものを作り、少し手を加えてどんどん展開させるパターンが必ず入っているような気がします。それが、幅広い読者の手の届くところに収まっていて、真似しやすいのです。

今のおやつの本には、フードプロセッサーなどの器械の力を借り、材料の種類も極限まで少なくして、前準備も無く、短時間で作って目先の変わったものをすぐに食べられる焼き菓子レシピ本が出てきていますし、バリエーションが豊富です。焼きドーナツはその典型の1つのような気がします。たねを作るのが非常に簡単で焼くのはドーナツメーカーにお任せすればいいわけです。感性がデジタル化して、次から次へと情報にスイッチングして、思い立ったらその場で完結し、次の段取りを考えなくても良いものが求められている世の中なのかも知れません。
もうテレビ番組としては終わってしまいましたが、爆笑レッドカーペットなどに見られる一発ギャクや短いネタがウケるようなのと同じような匂いがします。

ですが、ちょい足しグルメのように、1つの出来合いのものに更に何かを足しておいしく食べるという潮流が確実にありますので、栗原さんのようなベースの食材を2倍3倍に楽しめるちょっとした意外な発見は、みんな好きなのでしょうが、形を変えて出てきているように思えます。

話が逸れましたので、少し戻しまして、
面白いなと思ったものをいくつか書いてみますと、まずはプリンのカテゴリーです。マンゴープリンがいいなと思いました。生クリームを使ったプレーンなゼリー液を作っておいて、そこへ、果肉を大きく削ったマンゴーを生クリームでマリネしておいたものをトッピングして冷やし固めるというものです。マンゴーをピューレにしないことで味や香りがはっきりしますし、生クリームでマリネすることで、ゼリー液と合わせた時に味がまとまり、舌触りも優しい感じになります。栗原さんの料理本にある、レンコン、ごぼう、キュウリなどをすりこぎで叩いて調味液と合わせるようなおかずを思い出してしまいました。ミルクプリンを作っておいて、ブドウを飾ってメープルクリームをかけて食べるレシピも簡単なのにおいしそうです。

また、レスパース編『勝手におやつ』でにも紹介されていた、お母様直伝のドーナッツのレシピが、バリエーションを増やして登場しています。外側にシロップをまとわせたり、中にあんやジャムを入れて揚げたりしています。どの焼き菓子やパンにも共通していますが、生地がソフトでふんわり食べやすい食感に工夫されているものが多いです。バターケーキは卵以外の配合が同割ですが卵白別立てのタイプ、マフィンは卵が若干多いふんわりとした出来上がり…といった感じです。




以下、目次より引用です。


おやつのお菓子やパンを焼く香りって
いつもはあわただしいキッチンに
ちょっとした幸せな気分を運んでくれます。


01 シフォンケーキ
プレーンシフォンケーキ
私の基本形●プレーンシフォンケーキのレシピ
バナナシフォンケーキ 抹茶シフォンケーキ 
シフォンのベリーショートケーキ 丸形シフォンのブルーベリーケーキ
ソフトラスク

02 スコーン
全粒粉スコーン ヨーグルトスコーン
私の基本形●ヨーグルトスコーンのレシピ
チーズスコーン 紅茶スコーン スコーンブレッド

03 マフィン
ブルーベリーマフィン
私の基本形●ブルーベリーマフィンのレシピ
ざらめマフィン バナナマフィン ケーキマフィン スパイスマフィン

04 スポンジケーキ
いちごのショートケーキ
私の基本形●いちごのショートケーキのレシピ
モカバターロール ブッシュ・ド・ノエル モカロール
丸形スポンジケーキ カルーアバタークリームケーキ
バナナモンブランケーキ アールグレイ風味のティーケーキ
トライフル風カスタード オムレツケーキ ハートのチョコレートケーキ

05 クッキー
型抜きバタークッキー
私の基本形●型抜きバタークッキーのレシピ
モカクリームサンド フレームクッキー オーナメントクッキー
ショートブレッド チョコレートケーキ風クッキー

06 プリン
カスタードプリン クレーム・ブリュレ カルーアプリン
ミルクプリン ロイヤルミルクティープリン マンゴープリン

07 ドーナッツ
ケーキドーナッツ
私の基本形●ケーキドーナッツのレシピ
ハニードーナッツ あんドーナッツ ジャムドーナッツ
カスタードドーナッツ パンドーナッツ
私の基本形●パンドーナッツのレシピ
シナモンドーナッツ

08 バターケーキ
プレーンバターケーキ 
私の基本形●プレーンバターケーキのレシピ
ラムレーズンバターケーキ マーブルバターケーキ
アップルバターケーキ ジャムとチーズ入りバターケーキ

09 甘いおやつパン
シナモンロール
私の基本形●シナモンロールのレシピ
スイートパン シュガーバターボール フレンチトースト
スイートパンのクリームサンド 金時豆パン メロンパン
レーズン入りのメロンパン そぼろパン

10 甘くないおやつパン
オリーブパン ハーブパン ウインナーロール
コーンマヨネーズパン カレーパン エスニックパン
全粒粉パンのタラモペースト ホワイトパンのミニバーガー
ポケットパンサンド


おいしくできたらおみやげにも
さくいん


テーマ: 料理の本
ジャンル: 本・雑誌

栗原さんちのおやつの本

超ロングセラーのおやつ本で、利用されている方も多いでしょう。
作りやすい分量で、甘みが強くなく食べやすい味のお菓子が揃っていますので、この本にも書いてありますが、お菓子入門編として良いと思います。出版当時にこの本を読んだ時は、電子レンジでカスタードクリームが出来たり、フードプロセッサでガーっと混ぜるだけでチーズケーキが出来たりするのに衝撃を受けて、しょっちゅう作っていました。特にカスタードクリームは、ちゃっちゃと作って、温かいままスプーンですくって食べていました。この本をよく利用していた頃はビギナーでもありましたから、おしゃれなレシピが手軽に出来るのが嬉しく、お菓子作りがますます好きになりました。

特にいちごのフローズンヨーグルトとスイートポテトタルトが好きで、良く作っていました。スイートポテトタルトに使うサツマイモのカットの仕方が絶妙で、焼いた後、ふんわりした部分とかりっとした部分が同居していて、ただ輪切りにするのでは出てこない食感が素晴らしいと思いました。シフォンケーキは別の本のレシピで焼いていましたが、チョコレートのデコレーションはよく使っていました。くるみを混ぜこんだクリームを生地でサンドしてあるのが美味しいのです。スポンジケーキと違って重くなく、あっさり食べやすいのが良かったです。

この本で初めて知ったお菓子というのもいくつかありました。シフォンケーキ、蜂の巣ケーキ、ねぎもちなどです。ねぎもちは、今はウー・ウェンさんのレシピを使いますが、この本で初めて作ってはまりました。

ただスコーンなどは、最初はふんわりしていて美味しいと思いましたが、ベーキングパウダーの量が多めになっていますから、他のお菓子本のレシピを作ってこちらに戻ってくると、失敗はしにくいのですがちょっと味に癖を感じました。質のいい材料を用意して、ベーキングパウダーを少し減らしても膨らみが得られるように作りたいなと思いました。お菓子を本格的に作り始めると、少し大雑把な味で物足りなくなってくる傾向がありますが、魅力的なレシピ群です。

現在は、このお菓子の本が出てから20年位経っています。本格的で手軽さも兼ね備えたおやつの本もだいぶ出てきて、分量さえ守って作ればお菓子作りが間もない人でも美味なものが作れるようになりました。クックパッドのようなレシピサイトにも、簡単で美味しそう、凄いな、こんな手があったか!というようなものも見受けられます。しかし、その分、レシピが完成されているとも言えるわけで、容易にアレンジしたり、あり合わせのもので作れる余白のようなものが無くなっている気がします。お菓子を作る人、作らない人が2極化している雰囲気もありますし、子育てしたり働いたりと時間をフル活用している女性には、いろいろ考えている暇が無いのかも知れません。

いや、もしかしたら、時代はあまり関係無く、パーソナリティの問題かも知れません。同じ位の世代の本では、小林カツ代さんだと、味がピタリと決まりつつ作りやすい手順に落とし込みがきっちりしてあり、これで作るのがオススメ、これ以外にはあんまり考えられない…という所に収まっています(レシピ毎のコメントが自信満々で、少し洗脳されているのかも知れませんが)。カツ代さんのおやつに対する考え―子供はおやつを楽しみに待っているわけだから、失敗してガッカリさせないように―という思いに貫かれているのがよくわかります。

この本には、「おやつの素」をストックしておいて、あとは自由に作れるような余白がたくさんありますし、「おやつの素」以外でも、自由さを許すような、促進するような雰囲気があります。私がやったことで言うと、例えば、いちごのフローズンヨーグルトで生のいちごだけではなく煮たのを加えてダブルの味にしてみたり、アーモンドコーヒーケーキで、ベーキングパウダーを減らして、余ったパン酵母に材料を加えて発酵させてみたりしました。(『天然酵母で作るお菓子』というタイトルの別記事にも書きましたが)粉の旨みが増し、具に入れるレーズンと発酵風味の相性も悪くなく、なかなか良い味になりました。他は思い出せないですが、ちょっとしたことはいろいろやりました。こういった懐の深さを感じる本は、ありそうであまり無いような気がします。



以下、目次より引用です。

○アイディアかんたんおやつ
フルフルゼリー いちごのフローズンヨーグルト ふわふわブラマンジェ
カステラシャーベット ココアスポンジ 卵ピザ おしゃれスイートポテト
ホットケーキミックスパン フレッシュアップルパイ 失敗なしのチーズケーキ
カルーアプリン

○使い道いっぱいのおやつのもと
カスタードクリーム作り方
カスタードクリームから
思いつきパフェ3種 あつあつカスタード 紅茶風味カスタードケーキ
アップルカスタードパイ

アーモンドクリーム作り方
アーモンドクリームから
ソフトレーズンケーキ バナナブラウニー アーモンドクリームタルト
アーモンドコーヒーケーキ

タルト生地作り方
タルト生地から
ソフトクッキー2種 洋梨と桃のクランブル スイートポテトタルト
アーモンドヌガークッキー

エスニック生地作り方
エスニック生地から
エスニックパン オールドファションドーナッツ カリカリピザ

○わが家のおすすめ定番おやつ
自慢のスコーン ねぎもち さっぱりカステラ にんじんケーキ
はちの巣ケーキ メープルシロップクッキー ヘーゼルナッツクッキー
アーモンドチュイール タピオカ入りココナッツミルク シフォンケーキ
バナナシフォンケーキ スパイスシフォンケーキ
かんたんデコレーション(ホワイトケーキ チョコレートケーキ)

私のおやつ作りノート

テーマ: 料理の本
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 栗原はるみ 文化出版局

小林カツ代のやさしいおやつ

ちょうどマンガ単行本くらいのハンディサイズのおやつ本です。
私の持っているもう一つのおやつ本は、盛り付けがどかんとたっぷり目で、しかもお菓子のアップ撮り。使っている耐熱食器はスーパーで売ってるパイレックスですり鉢も登場し、台所直結。カツ代さんぽいカラーが感じられましたが、こちらはこじんまりまとめられていて、垢抜けた感じのかわいい本です。
スタイリングはマロンさんこと板井典夫さん、ブックデザインはレスパースさんが担当しています。同じ1997年に出版されたケーキ&おやつ本とは見た目がかなり違います。私はおしゃれじゃない本の方がなぜか好きなんですが。でもレシピを見ればやっぱりカツ代さんです。

オーブンで焼くお菓子は少なめで、フライパンで揚げたり焼いたりして出来るものやあっけなく出来るものばかりで、ホットケーキミックスなどの市販品も取り入れてあります。バナナケーキだけが意外と込み入った工程になっています。
アレルギーのある方や食育を推進されている方には向きませし、昭和ぽい素朴なレシピもありますから、ウケない部分もあるかも知れませんが、食材が限られていてもパパッとできるレシピというのはいざという時ありがたいです。小腹も満たせますし。こういうおやつ本はもう本屋さんには殆どないですね。インターネットで検索すれば手にはいりそうなレシピ群なので仕方ないですけど。
今の本は、どれもこれもおしゃれでちょっと難しくなったような気がします。

ファンにはエッセイが面白いと思います。母親との思い出などいろいろと温かいエピソードが書きこまれています。カツ代さんの娘さんが、クレープをホットプレートで巨大化したという話は別の本でも読んでいましたが、アイスキャンディーまでも巨大化していたとは…、読んでいてちょっと笑えました。子どもの頃は、おいしいものや好きなものは大きくしてみたくなるものですよね。おやつは栄養も大切ですが、楽しいことも同じ位大切だよなと、カツ代さんの本を読むといつも思ってしまいます。



以下、目次より引用です。(少しいじって書いています。)

パンケーキいちごソース ホットケーキ ワッフル パンプディング
クレープ ラスク なつかしのドーナッツ かぼちゃドーナッツ
にんじんドーナッツ 大学芋 大学かぼちゃ さつま芋蒸しパン
にんじん蒸しパン お芋の丸揚げ かりんとう味のパンの耳
カレーパン チーズツィッギー チーズドッグ 焼きりんご
さつま芋のちゃきん絞り パンとりんごの北欧風 アメリカンドッグ

シュガーせんべい みつ豆 じゃこ焼き 磯っ子玉 焼きだんご
みたらしだんご 草もち くずきり 杏仁豆腐 フルーツポンチ
あんず白玉 中国風蒸しパン フルーツカスタード いちごジュース
ミルクセーキ バナナセーキ バナナケーキ いちごの簡単アイス
小倉アイス ピーチメルバ バナナアイス ビスケットクーヘン
バナナパフェ フルーツパフェ いちごパフェ メロンヨーグルト
フローズンヨーグルト


※以下はコラムです。
なぞのホットケーキ バニラの香りがする家 季節のドーナッツ
母の味、私の味 芋好き家計 息子、おやつを語る 香りがおいしい
わがままから駒 パンをペチャリ クッキーは苦手 秋ですねぇ
おやつは幸福体験 おっちゃん、ちょうだい! おやつは人生の喜び
川遊びと草だんご 小さなアルミ皿 変名のなぞ 楽しいがいちばん
夜の遊園地が先生 缶を開けると 余って困った 塩味アイス
「食べたい」がうれしい リボンとコーヒー アイスキャンディー事件
どうにも止められない 雪の日にはかき氷 アイデア次第
手作りは立派? あとがき

テーマ: 料理の本
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 小林カツ代 ケンタロウ 講談社

勝手におやつ

1989年第1刷の本ですので、20年も経ってしまったんだなと思いますが、この表紙を見ていると今でも素敵だと思えるデザインで、20年という時間は吹っ飛んでしまいます。この本は「レスパース」いうデザイン事務所さんが手がけていて、堀井和子さん関連の本を数冊手がけた後に出版されています。レスパースさんの成功を暗示させるかのようで、この後、特に文化出版局さんのコラボが爆発的に増えていまから、象徴的な1冊のように思えます。

載っているレシピを見ますと、8名の執筆者さんの原点をも感じられる、なかなかいいものが揃っています。ついでに顔写真が皆若くて初々しいです。料理本は、1冊目や初期に研究家さんのやりたいことが凝縮されているところがあって、後に出てくる本は発展形になることが結構ありますよね。かつ玉石混交でもあり万人にはお勧めしにくいのですが、研究家さんの追っかけファンの方、あるいは単純に本を眺めるのが好きな方、デザインにこだわりや興味のある方は買いだと思います。執筆者別に感想を以下に書いてみます。

上野万梨子さん: 揚げたおもちにカスタードを合わせたもの、薄い食パンでバナナを巻いて揚げたロールフライ、蒸したさつまいもにローストしたくるみを散らしメープルシロップとバターで食べるおやつなど、取り掛かりやすくて馴染みやすいものが多いです。

邱世嬪さん: からだに良さそうな、食後もすっきりいられるようなレシピです。体力の無い日に「くるみのスープ」を飲んでみたいです。「ごまダンゴ」は里芋と白玉粉ベースの生地で食感が面白そう。「マンゴーのライム漬け」は私の好物の取り合わせで、興味があります。

堀井和子さん: こだわりのベーグルやフレンチマーケットドーナツにはお世話になっています。自分にとっておいしいものを長年にわたってストイックに作り続ける堀井さんがここでも見られて嬉しいです。

村山秀子さん: お酒なども使った大人っぽいレシピです。食材にも細かい指定がありますので、ちょっと作りづらいかも。できそうなのは、厚切りトーストパンの真ん中を型で抜いてフライパンで片面を焼き、裏返してから穴に卵を割り落とす「ロティオーズ」

アンジェラ永竹さん: 甘いものがないので、ごはん代わりにも大丈夫です。じゃがいもベースのパン生地を円形に伸ばし、モッツァレラチーズとアンチョビを包み半円形に整えたものを揚げた「シチリアの揚げ菓子」が日本には無いタイプで、かつ手軽でおいしそうです。食欲旺盛な中高生男子にたっぷり作るのも良さそうです。

ハギワラトシコさん: この本の中で、一番興味が分かれるレシピ群。バターケーキのアイシングが多色使いだったり、お風呂に入りながら飲んだり食べたりできるおやつがあったり、ゼラチンのゼリーと生花で作る皿があったりで、センスとライフスタイルが合う方ならどんぴしゃりだと思います。

前島純子さん: うにをトッピングした洋風の焼きおにぎりとも言える「ごはんのグラッセ」、緑豆ベースの生地に桜海老と長ネギの薄切りを混ぜ込んだ「韓国風お好み焼き」などなど、お酒を飲みながら食べたいです。

栗原はるみさん: 『栗原さんちのおやつの本』に載っているレシピもありますが、少しだけ作り方が違うところがミソで、最初はこんなレシピだったのか…と興味深いです。表紙カバーに写っているドーナツはお母様直伝のレシピで、「今まで食べた中で最高のドーナツなのでお教えします」とのコメントが付いています。ついでに(^^;)小学生位であろう息子さん(料理研究家の心平さん)も写真に納まってます。


以下、目次より引用です。

○朝のおやつ 上野万梨子
うす焼きケーキ ありあわせメルバ オムレツスフレ ベーコン巻き
コロコロフレンチトースト パン粉のケーキ さつまいものメープルバター
バナナロールフライ フレンチドーナツ バナナのソテー・オレンジソース
おもちのサラダ おもちカスタード

○ふとらないおやつ 邱世嬪
くるみのスープ ハスの実と湯葉とバラの香りのスープ 湯葉の三角揚げ
ごまダンゴ 葱油餅 りんごとなつめの煮物 タピオカのパフェ 杏仁豆腐
マンゴーのライム漬け ライチーとパパイヤのゼリー寄せ

○粉のおやつ 堀井和子
バウムクーヘン バナナカスタードパイ シューフライパイ パンくずのパンケーキ
カッテージチーズクレセントロール フレンチマーケットドーナツ ソパピアス
モントリオールベーグル フライパン焼きのパン ブレッドプディングスフレ
ブルーベリーブレッド

○男と女のおやつ 村山秀子
ベルン風パンケーキ ロティオーズ マール酒のシャーベット ライムのシャーベット
りんごのシャーベット ズッキーニとピーマンの詰め物 タプナード 
ミントティーのグラニテ キャンディー チェリージブレ

○おなかいっぱいのおやつ アンジェラ永竹
ピッツァ・マルゲリータ きのこのピッツァ シチリア風ピッツァ 野菜のパイ
地中海パニーノ チポラータ 田舎風サンドイッチ パンサラダ シチリアの揚げ菓子

○まるいおやつとぐうたらのおやつ ハギワラトシコ
ミーとローフサンドイッチ ココナッツとマカデミアナッツのケーキ 食べないおやつ
カマンベールチーズのサンドイッチ プラムとチェリーのケーキ レモン・カルダモン・ビスケット
オレンジ風呂と焼きオレンジ ジンジャー風呂とレモネード はっか風呂と砂糖漬けライム
分厚いポテトチップス レタスサンドイッチ 厚い衣のついたオニオンリング
涙にぬれる・マッシュルーム・いため

○真夜中のおやつ 前島純子
フランスパンのポタージュ フランスパンのプディング ごはんのグラッセとソルティドッグ
韓国風お好み焼き チーズの餃子 スティック春巻き タコスサラダ 
ヨーグルトトライフルとフレッシュミントティー

○3時のおやつ 栗原はるみ
スイートポテトパイ シフォンケーキ シュークリーム ドーナツ ミルクビスケット
卵クッキー バニラキッフェルン キャラメル オートミールブレッド マーマレードケーキ
アーモンドコーヒーケーキ



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テーマ: 料理の本
ジャンル: 本・雑誌

タグ: レスパース 文化出版局

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